
2011/11/17
食物科40周年記念
・記念講演会 「私の料理人生 ~地域に学び、人に学ぶ~」
エスポワール オーナーシェフ 藤木 徳彦 先生
エスポワールの藤木シェフとは、昨年のインターンシップで2人の生徒がお世話になったことからお付き合いが始まりました。そのうちの1人はエスポワールに就職をし、現在も頑張っております。さらに夏休みを利用したエスポワールでの研修会に8人の生徒がお世話になりました。その中で藤木シェフより、現場で実際の仕事を体験することだけではなく、仕事をする意味合いやプロとはどういうものなのかなど、様々な角度から参加した生徒にお話をしていただき、一回り大きくなって戻った生徒の顔を見てとても教育熱心な方だと感じました。さらに藤木シェフから現場と学校がタイアップをして、後に続く料理人の卵たちを育てることができないかと様々な提案をいただきました。そのうちの1つとして1年生の校外実習が実現しました。実際に生産現場を見ることで1つ1つの食材にどのような思いが詰まっているのかを感じて、料理人は調理をしなければならないということを学ばせることを目的としました。その中で本当の地産地消とはどういうことかも生徒は学びました。そのようなお付き合いが続く中で、食物科の生徒だけではなく全校の生徒に藤木シェフの話を聞いてもらい、働く意味や自分の人生について感じ取ってほしい、学んでほしいと思い、この講演会を計画しました。藤木シェフには地産地消をテーマにご自分の人生観や超一流のプロとしての心意気をお話していただき、生徒たちはとても魅力を感じるとともにこれからの人生を考える一つのきっかけになったのではないかと思っています。
・実習指導
メニュー 長野県産天然キノコのマリネ ヴァニラの香り ハーブを添えて
長野県産信州サーモンとソテー野菜のパートブリック包み ブイヨンドレギュームソース
上伊那産 山鳩と里芋、フォアグラ、トリュフのパイ包み 赤ワインソース
安曇野産 リンゴとタルト アルザス風 キャラメルアイスクリーム添え
パン・リュスティク
午後は実習指導となりました。ここでも藤木節が存分に発揮されました。ただ料理をつくる技術や知識を説明するのではなく、事前に生徒たちに調べ学習をさせ、各班の代表の生徒が発表をし、それに藤木シェフが答える場を設けました。このことにより生徒たちは受け身での体験ではなく、自ら積極的に学びとろうという気持ちが強くなったのではないかと感じました。そしていよいよ調理が開始されました。はじめは藤木シェフのバイタリティー、パフォーマンスに圧倒されている感もありましたが、能動的に臨んだ気持ちが生徒のパフォーマンスをどんどんと引き上げていきました。その生徒たちの変化を目の当たりにし、私自身教育者として学ぶことがたくさんありました。すべての料理が完成したとき、生徒たちは達成感と満足感いっぱいの顔をしていて、この実習を企画して本当に良かった、ここまでたどり着くための様々な努力が報われたと私の心は感謝の気持ちで満たされました。生徒たちにとっても本物の超一流のプロの仕事を体験することでとても貴重な時間を過ごすことができたのではないかと思います。そして、最後もやはり藤木節でした。料理ができた、ハイ解散ではなく、さらに藤木シェフから生徒たちへ熱いメッセージが送られました。料理人として最も大事なものと生徒たちがこれから歩むであろう未来へ向けての本当に心にしみわたるアドバイスでした。
・最後に
今回の食物科の記念行事にあたり、エスポワールの藤木シェフをはじめスタッフの皆さんに心から感謝いたします。そして陰に日向にこの企画を実現するために協力していただいた先生方、生徒諸君に心からお礼を言わせていただきたいと思います。本当にありがとうございました。
原 一彰
食物科一同
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香椿祭ご来場ありがとうございました
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