
2019.09.03
ドミニカ共和国の空手競技選手団との交流行事
8月28日(水)ドミニカ共和国の空手競技選手団との交流行事が行われました。
来年の2020年東京オリンピックでは、33競技が実施されます。中でも注目を浴びたのは、日本由来のスポーツ、空手が、正式に競技に加わったことです。その背景もあり、今夏、様々な世界各国の空手の有望選手らが日本を訪れ、強化キャンプを行いました。そのうちの一つ、東京オリンピック空手競技で出場が有望視されているドミニカ共和国の選手団が来日し、この松本市内で強化キャンプを実施しました。 8月28日には、その世界ランク上位のオリンピック出場が予想される選手らを本校にお招きし、本校空手部員との交流会を行いました。
世界トップ級の空手指導者を2名、お招きしました。一人目は、東京オリンピックで空手競技を管轄する世界空手連盟、その代表者、亀谷誠康氏。もう一人は、空手競技・元・世界チャンピオン(6回)の長谷川克英氏です。
報道関係も6社入り、ニュースでご覧になった方もいるかと思いますが、ドミニカ共和国選手と本校空手部員との組手の試合は、お互いに一歩も譲らない白熱したものとなり、全校生徒で国際レベルの組手を観戦することができました。
当日のドミニカ選手団との交流は、空手のみではなく、地域交流という意味合いもありました。実は、当日、ドミニカ共和国大使館の公邸シェフ、ユデルカ・サルバドール氏に本校の調理室にお越しいただき、ドミニカ料理を食物科の生徒有志20名に教えて下さりました。作られたドミニカ料理は、選手団と本校空手部員との交流会の後に、ドミニカ選手団、関係者、本校の生徒会役員に振る舞われました。ドミニカ共和国の選手の皆さんも日本語で「とても美味しい」とコメントしてくれました。
さらに、地域交流の面から考えて「生徒諸君にドミニカ共和国を知ってもらいたい」という趣旨で、ドミニカ共和国大使館より、公使参事官であられるジョセリン・サラディン氏に本校にお越しいただき、ドミニカ共和国がどんな国であるのかをユーモアも交え紹介していただきました。最後には、生徒会主催で、ドミニカの選手、空手の世界的指導者、ドミニカ共和国のジョセリンさんとのトーク会も実施されました。
全体会の司会も日本語と英語で行われ、また時にはスペイン語の通訳も入り、この機会が内容的にも、本校生徒の世界交流のための良い機会となり、生徒の目が世界へと広がる機会となりました。